医療保険、いくら必要?



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入院で戻ってくるお金でみていただきました、高額療養費でお分かりいただけたと思いますが、入院で無限にお金がかかるわけではありません。

医療保険は、掛け捨てです。
特約として満期金が出るものもありますが、割り高なのであまりおすすめいたしません。
必要な額だけ入りましょう。

「な〜んだ、高額医療費でこんなに戻ってくるなら、保険に入らなくてもいいじゃん」
と思う方もいるかも知れません。
私はこれも、ひとつの考えでいいと思います。
大事なお金。日々節約してるのにかかるかわかんない保険にまわすより、自分で貯金して
いざという時に使えばいい。
本当に病気、怪我を何もしなければ、こっちの方が確かにお得です。

でも、個人で貯金をしても貯まらない、やっぱり一応保険はかけておきたい。
自営業で、働けないとお金が一切入らないから不安。
個室に入りたいし、差額ベット代も保険でまかないたいという人は保険にはいりましょう。

それでは、実際に金額はいくら必要か?
高額療養費で見ていただいた通り、入院して手術をして100万円かかっても一般の方は7万9890円です。
これを30日で割ると一日あたり2,663円。
これに食事代、雑費を足して約5,000円でいいと思います。

次に、チェックして欲しいところは入院日数です。

入院日数とは入院してから何日めまで保険金が支払われるかという事です。
退院後、180日以内に再入院すると先の入院と合わせて1入院とみなされるので注意が必要です。

日数は60日、120日、360日などがあり長いほど割り高です。
割安な保険料だと60日が多いです。

60日でも大丈夫でしょうか?

平均的に入院日数の長い脳血管質病を例に平均値を見てみましょう。(H14年厚生省「患者調査」より)大まかな目安になります。
                男性
約41日 約50日 約58日 約70日 約90日 約100日
30歳代 40歳代 50歳代 60歳代 70歳代 80歳代
                
              女性
約19日 約50日 約56日 約70日 約82日 約140日
30歳代 40歳代 50歳代 60歳代 70歳代 80歳代


だんだんと、年齢につれて入院が長くなる傾向があります。
再入院を考えて、終身保険だと120日が安心です。
定期保険で、若いうちは60日、60歳以降は特約等で120日にするのも方法です。
また、60歳までは60日、60歳以降は120日という商品もあり、120日型よりも割安になっているのでおすすめです。。